予防歯科治療

予防歯科治療

「予防」ができれば治療は必要ありません

「予防歯科」とは、むし歯や歯周病などの予防に重点を置いた考え方です。乳歯(子どもの歯)は6歳ごろから永久歯(大人の歯)へと生え変わっていきますが、文字通り永久歯はその後永久的に使用していく歯です。

予防歯科では自宅で毎日行うセルフケアも重要ですが、歯科医院で定期的なプロフェッショナルケアを受けることも重要とされています。大切な歯の寿命を縮めることにならないよう、セルフケアとプロフェッショナルケアを並行して行なっていきましょう。

予防サイクル

メインテナンスで歯を長持ちさせましょう

PMTC

PMTCとは、「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の頭文字を取ったもので、専門家(Professional)による機械的な(Mechanical)、歯の清掃(Tooth Cleaning)という意味です。歯科衛生士が専用の機械や材料を使い、歯ブラシだけでは落とし切れない汚れを落とします。

むし歯や歯周病だけでなく、口臭の予防や歯の色の改善も期待できます。

PMTC

フッ素塗布

歯を健康に保っていくためには、歯質そのものを強くすることも重要です。フッ素塗布は、年齢を問わずに受けられる予防歯科処置のひとつです。

酸で溶けにくい歯質を作る、食後に歯から溶け出すミネラル成分を再石灰化させて防ぐ、といった効果があります。フッ素塗布は定期的に行うと効果的ですので、定期検診時に合わせて実施してまいります。

フッ素の効果

  • 歯質の強化:エナメル質の結晶構造を変化させ、酸に溶けにくい強い歯をつくります。
  • 再石灰化の促進:酸によって溶けてしまったエナメル質を再び結晶化させる働きがあります。
  • 細菌、脱灰の抑制:菌の活動を抑制することで酸の生産を低下し、脱灰(酸によって歯が溶けること)を抑えます。
フッ素の効果

ブラッシング指導

メインテナンスの最後に、ブラッシング指導を行います。定期的にメインテナンスを行なっていても、ご自宅でのセルフケアが十分でないと歯の健康は保てません。

ブラッシング指導では歯ブラシの当て方や選び方、歯間ブラシやデンタルフロスの紹介なども行います。メインテナンス直後の状態を維持できるよう、丁寧なセルフケアを心がけましょう。

ブラッシング指導

監修小澤重幸 副院長

神奈川歯科大学顎顔面外科学講座で教鞭を取り、同大学付属病院で病棟医長を務めた。がんの研究において様々な賞を受賞しており、大学病院で培った専門性の高い知識と経験を活かしながら、地域の患者さんの診断、治療を行なっている。

副院長について

口腔がんの研究に関する主な受賞歴

2010年10月
第55回社団法人日本口腔外科学会総会・学術大会 優秀口演発表賞 受賞
2007年3月
IADR/UNILEVER HATTON AWARDS COMPETITION SENIOR 世界大会優勝
2007年3月
IADR/Unilever Travel Awards International Association for Dental Research (日本代表に選出)
2006年3月
第53回マトリックス研究会 Japan Matrix Club Young Investigator Award受賞

土曜も診療を行っています

048-462-6680

WEB予約